人間ドック

人間ドックとは

人間ドックの語源は、船舶がメンテナンスを定期的に行う場所であるドックから来ています。船舶同様に人間も検査を受けてチェックをしなければ、気づかないうちに疾患を発症する恐れがあるというわけです。

病気はある程度進行しないと自覚症状が現れません。
糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病は、かなり進行しないと自覚症状がありませんし、がんも、何年もかかって進行してから症状を出すことが多いのです。

しかし、これらの病気も早期に発見し、治療を開始すれば、治癒させることも可能です。また、例え病気が見つかったとしても、早期に治療を開始することにより合併症を防ぐことができれば、健康な人と変わらない日常生活がおくれます。

人間ドックでは詳しい検査を多項目にわたり行うことで、多くの病気の早期発見ができます。また、人間ドックを受け、結果として病気が見つからなくても、現在の生活習慣を見直すきっかけになり、将来の健康保持に役立てることができます。

健康状態の変化や把握のために、また健康保持のために、定期的に人間ドックを受けることをお勧め致します。

当院の人間ドックの特徴

当院での人間ドックの特徴の一つとして、胃の検査を内視鏡で行うことが挙げられます。

通常、人間ドックではバリウム検査を行うのが普通で、異常があった場合に、内視鏡検査での精密検査を勧められます。ある意味で、食道、胃、十二指腸に関しては精密検査を行っていることになります。

もちろん、内視鏡検査はほとんどが経鼻内視鏡で行っており、苦しくないとのご評価を頂いております。

コースのご紹介

人間ドックにはある程度時間がかかりますので、当院ではお客様のご都合に合わせて2つのコースを設けております。

1.半日コース 2.胃がんリスクABC分類つきスタンダードコース 

半日コース

お忙しい方へ

検査内容

1
一般計測身長・体重・腹囲・BMI
2眼科検査視力(裸眼・矯正)・眼圧・眼底
3聴力検査1000Hz・4000Hz
4循環器系検査血圧・心電図
5呼吸器系検査胸部X線・肺活量
6血液一般検査白血球数・赤血球数・血色素量・ヘマトクリット・血小板数・
 血清鉄・白血球像・血液型(ABO式・Rh式)
7肝機能検査総蛋白・LAP・総ビリルビン・ALP・GOT(AST)
GPT(ALT) γ-GTP・蛋白分画
8脂質系検査総コレステロール・HDLコレステロール・LDLコレステロール 中性脂肪
9代謝系検査空腹時血糖・HbA1C・尿酸
10腎機能検査尿素窒素・クレアチニン・eGFR
11尿検査尿糖・尿蛋白・ウロビリノーゲン・尿潜血
12膵臓機能検査血清アミラーゼ・尿アミラーゼ
13腹部エコー検査腹部超音波
14肝炎検査HBS抗原・HCV抗体
15梅毒検査RPR法・TPHA法
16リウマチ検査CRP定性・RA定量
17消化器系検査便潜血(2日法)・胃部内視鏡検査

検査料金・・・¥40,800(税込)


(柏市国民健康保険および千葉県後期高齢者医療の人間ドックとして受診される場合は、柏市より¥10,000の補助があります。)

胃がんリスクABC分類つきスタンダードコース

胃カメラは苦手!という方へ

検査内容

1
一般計測身長・体重・腹囲・BMI
2眼科検査視力(裸眼・矯正)・眼圧・眼底
3聴力検査1000Hz・4000Hz
4循環器系検査血圧・心電図
5呼吸器系検査胸部X線・肺活量
6血液一般検査白血球数・赤血球数・血色素量・ヘマトクリット・血小板数・
 血清鉄・白血球像・血液型(ABO式・Rh式)
7肝機能検査総蛋白・LAP・総ビリルビン・ALP・GOT(AST)
GPT(ALT) γ-GTP・蛋白分画
8脂質系検査総コレステロール・HDLコレステロール・LDLコレステロール 中性脂肪
9代謝系検査空腹時血糖・HbA1C・尿酸
10腎機能検査尿素窒素・クレアチニン・eGFR
11尿検査尿糖・尿蛋白・ウロビリノーゲン・尿潜血
12膵臓機能検査血清アミラーゼ・尿アミラーゼ
13腹部エコー検査腹部超音波
14肝炎検査HBS抗原・HCV抗体
15梅毒検査RPR法・TPHA法
16リウマチ検査CRP定性・RA定量
17消化器系検査便潜血(2日法)
18ABC検診ヘリコバクターピロリ抗体検査+ペプシノゲン検査

検査料金・・・¥35,700(税込)



オプション検査

希望に合わせて追加できます

検査内容

A骨密度検査(DEXA法)
¥5,000
B動脈硬化検査
¥1,530
C頚部動脈エコー検査

¥3,860
D腫瘍マーカー検査 男性用PSA(前立腺がん)
CEA(胃・大腸・肺がん)
CA19-9(膵臓がん)
AFP(肝臓がん)
¥5,100
D腫瘍マーカー検査 女性用CEA(胃・大腸・肺がん)
CA19-9(膵臓がん)
AFP(肝臓がん)
CA15-3(乳癌)
CA125(卵巣癌・子宮体癌)
¥5,100
Eピロリ菌検査ヘリコバクターピロリ抗体検査¥2,350
F甲状腺検査FT3、FT4、TSH¥5,390

検査申込み
予約制のため、04-7160-2100にお電話下さい。

検査結果のご報告
①ご自宅への郵送(宅急便にて着払いとさせていただきます)
②検査1週間後以降に来院いただき、医師より結果説明のいずれかよりお選び下さい。

各検査項目の解説

身体計測身長/体重/BMIBMI:Body Mass Index
算出方法 BMI=体重 Kg/(身長 m)2
成人の理想値は22で、25以上は肥満です。
 腹囲
内臓脂肪の蓄積の目安となります。
男性の場合 ... 85cm以上、女性の場合 ... 90cm以上
視力検査
視力5m先を見る視力です。基準値は0.6以上です。

色覚色を見分ける感覚を「色覚」といいますが、色覚に異常があると
色を正しく判断できない場合があります。

眼圧
角膜に空気を噴射し、眼の中の房水の圧力(眼圧)を測定し、
緑内障などを発見する検査です。

眼底眼底は体の中で血管や神経細胞層を直接観察できる唯一の場所であり、
高血圧や高脂血症などの動脈硬化性変化を判定します。糖尿病網膜症、
白内障、緑内障などもある程度診断できます。
聴力検査
聴力『きこえ』が日常生活において支障があるかないかを調べます。
会話領域を代表する1000Hzと、高音域の難聴が現れやすい4000Hzの音が聞こえるかを調べます。
循環器系検査
血圧
血圧は、動脈の中を血液が通るときにかかる圧力です。
心臓が収縮し、血液が送り出される時が収縮期血圧(最高血圧)。
心臓が拡張し静脈から血液を心臓の中に入れている時が拡張期血圧(最低血圧)です。

心電図
心臓の電気的な動きを12種類の波形として記録し、心臓の状態や不整脈の有無や種類を評価します。
呼吸器系検査胸部X線
肺や気管支等の異常を調べます。

肺活量
最大吸気位から最大呼気位までの空気量です。

一秒量・一秒率最初の1秒間に呼出される量とその割合です。

努力肺活量最大吸気位から一気に速く呼出したときの肺活量です。
血液一般検査白血球数
かぜなどの感染症や白血病で増加します。体質的にも、高値、低値を示す場合があります。

赤血球数
脱水、喫煙で高値を示し、貧血で低値を示します。

血色素量
赤血球の中に含まれ、体に酸素を運ぶ物質です。少ない場合、貧血などの原因となります。

ヘマトクリット
血液中の赤血球の占める割合です。貧血で低値を、脱水で高値を示します。

血小板数
紫斑病、肝硬変、白血病などで低値を示します。

血清鉄
鉄欠乏性の貧血、慢性出血などで低値を示します。

白血球像
白血球像は白血球の形態異常や種類の偏りが無いか、染色した血液を顕微鏡で調べる検査です。

好中球症や細菌感染、白血病などで高値を示します。

好酸球アレルギー性疾患、寄生虫疾患などで高値を示します。

好塩基球ある種の白血病で高値を示します。

単球結核、膠原病で高値を示します。

リンパ球ウィルス感染、白血病で高値を示します。

ABO式出生時の臍帯血での血液型は不正確なために一致しないことがあります。
この機会にご自分の血液型を再確認して下さい。 

Rh式出生時の臍帯血での血液型は不正確なために一致しないことがあります。
この機会にご自分の血液型を再確認して下さい。 
肝機能検査総蛋白
血液中の蛋白量です。栄養障害、肝機能障害や腎機能障害で低値を示します。

LAP
ロイシンアミノペプチターゼといわれる酵素で肝臓・膵臓・胆道に多く含まれています。
主に肝臓や胆道の異常を調べるときに行われます。

総ビリルビン
疸の原因物質で、体質性黄疸や肝機能障害、胆汁うっ滞などで高値を示します。

ALP
胆道系酵素の一つです。肝機能障害、胆汁うっ滞などで高値を示します。
骨疾患や甲状腺機能亢進症でも上昇することがあります。

GOT(AST)
肝機能障害(肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害、脂肪肝など)で上昇します。
AST(GOT)は心筋障害(心筋梗塞など)でも上昇します。

GPT(ALT)
肝機能障害(肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害、脂肪肝など)で上昇します。
AST(GOT)は心筋障害(心筋梗塞など)でも上昇します。

 γ-GTP
肝機能障害(特にアルコール性肝障害)や胆汁うっ滞などで上昇します。

蛋白分画 A/G比
アルブミンとグロブリンの比率です。肝機能障害や膠原病などで低値を示します。
脂質系検査総コレステロール動脈硬化の危険因子のひとつです。肥満や脂質の多い食品の摂りすぎ、体質などで高値を示します。
コレステロールを多く含む食品は卵やレバーなどの内臓類などです。 

HDLコレステロール
善玉コレステロールといわれ、動脈硬化を起こしにくくします。
肥満、運動不足、喫煙で低値を示します。

LDLコレステロール
悪玉コレステロールといわれ、動脈硬化を引き起こします。

中性脂肪
動脈硬化の危険因子のひとつです。食事の摂取量が多い(カロリーの摂りすぎ)、
アルコールの摂取、糖尿病や甲状腺機能低下症などで高値を示します。
代謝系検査空腹時血糖
空腹時の血液中に含まれるブドウ糖の量を検査します。糖尿病で高値を示します。
代謝系検査HbA1C
過去 1 ~ 2 ヵ月の平均的な血糖レベルを反映します。
血糖のコントロールが悪いほど高値を示します。
代謝系検査尿酸
痛風、腎不全、脱水、プリン体の過剰摂取で高値を示します。
高値が長期にわたって続くと、結晶化して組織に沈着し、
痛風性関節炎や尿路結石をひきおこす場合があります。
高値の原因は体質、ビールの多飲、肉類の多量摂取などです。
腎機能検査尿素窒素
腎機能障害で高値を示します。
脱水、絶食、蛋白質の過大摂取などでも一過性に高値を示す場合があります。

クレアチニン
筋肉が動くことから尿に排泄される物質で筋肉量に左右され男女差があります。
腎機能低下で上昇します。

eGFR
クレアチニンから算出される腎機能の指標です。
腎臓が老廃物を尿へ排出する能力を示しており、
この値が低いほど腎臓の動きが悪いということになります。
尿検査尿糖
(+)以上の場合、糖尿病の可能性があります。

尿蛋白
(+)以上の場合、慢性糸球体腎炎の可能性があります。
重症高血圧、激しい運動直後、高い熱を伴う風邪も(+)となることがあります。

ウロビリノーゲン
高値の場合、肝機能障害の可能性があります。

尿潜血
+)以上の場合、腎、尿管、膀胱などの疾患の可能性があります。
膵臓機能検査血清アミラーゼ
膵臓、唾液腺から分泌される消化酵素のひとつです。
膵疾患や唾液腺炎、耳下腺炎で高値を示し、慢性膵炎、膵癌などで低値を示します。

尿アミラーゼ
膵臓、唾液腺から分泌される消化酵素のひとつです。
膵疾患や唾液腺炎、耳下腺炎で高値を示し、慢性膵炎、膵癌などで低値を示します。
腹部エコー検査腹部超音波
肝臓・胆嚢・腎臓・膵臓・脾臓を超音波で観察し、
形態の変化や腫瘤性病変、隆起性病変、石等の有無を調べます。
肝炎検査HBS抗原
陽性の場合、B型肝炎ウィルスに感染しています。
肝炎ウィルスの活動性を調べる為に精密検査が必要です。
又、肝がん(肝細胞癌)は、 ほとんどがC型肝炎ウィルス、
又はB型肝炎ウィルスの持続感染者です。
定期的に検査(腹部超音波検査等)をお受けください。

HCV抗体(CLEIA法)陽性の場合、C型肝炎ウィルスに感染の既往があります。
炎ウィルスの活動性を調べる為に精密検査が必要です。
又、肝がん(肝細胞癌)は、ほとんどがC型肝炎ウィルス、
又はB型肝炎ウィルスの持続感染者です。
定期的に検査(腹部超音波検査等)をお受けください。
梅毒検査RPR法・TPHA法
梅毒の検査です。
リウマチ検査CRP定性
体内で炎症や組織壊死がある場合高値を示します。

RA定量
リウマチの時に血液の中に出現するリウマチ因子の有無を調べる検査です。
消化器系検査便潜血(2日法-1)
大腸癌、ポリープなど消化管疾患からの出血で高値を示します。

便潜血(2日法-2)
大腸癌、ポリープなど消化管疾患からの出血で高値を示します。

上部消化管内視鏡食道・胃・十二指腸の粘膜を直接見ることができる検査です。
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診療時間

時間
午前





午後






診療時間

午前:8:30〜12:00

午後:14:00〜17:30

※日曜日終日および8:30~9:00は

内視鏡検査の方が優先となります。一般診療は9:00からです。

 
※受付は診療終了の15分前までに
 お願い致します。

休診日
木曜、火曜午後・土曜午後・日曜午後


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